これは30歳で心臓ペースメーカーをインストールした私の記録。
YUKA
目次
長く続いた体調不良
4、5年前から体の症状は少しずつ出始めていたが、心臓が原因だとは思い至らなかった。
・集中力が続かなくなり、本が読めなくなる。
・PMSがひどくなる。
・記憶が曖昧になる。
・坂で息切れする。
・登山や標高の高いところで歩くのが遅くなる。
・夜息苦しくて眠れない日が出てくる。
・視界が暗くなる。
身体的な症状が悪くなるにつれ、精神的にも症状が目立つように。
・悲惨なニュースが心に刺さりテレビが見れなくなる。
・SNSが見れなくなる。
・人と会話していると突如変な汗が出て頭が真っ白になる。
・ネガティブな考えばかりが頭の中をグルグル回る。
・家族以外とメールや電話ができなくなる。
体調が悪くなるにつれ息苦しくて身体が重く布団から起き上がれない日が増えた。それでも動ける日もあったので、貧血やPMSのせいで体調が悪いのだと考えていた。
それでもずっと身体が重く、手術の1年位前には、鬱なのかもしれないと思い始めていた。
身体に限界が訪れ入院
ある夜。夕飯の後、仕事場で作業していたら後頭部をギューっと掴まれるように頭痛がして呼吸が苦しくて動けなくなった。
ソファで休んでも良くならず、意識が遠のきそうになったので救急病院に連れていってほしいと主人に頼んだ。
病院の救急に着くと、健康な人間であれば1分間に60~70回はある脈拍が32回しか打っていないということで、そのまま緊急入院することに。
心臓がちゃんと打ってないから苦しいんだと判明してからは、息苦しさが波のように来るたびに心臓を励まして、心臓が止まらないように祈った。
あまり寝れずにヘトヘトで起きた翌朝、睡眠時の脈拍は28回/分まで減っていたと伝えられた。
検査の後、完全房室ブロックと診断される
4日間かけて様々な検査をした。
・24時間心電図モニター
・運動負荷心電図
・血液検査
・心臓超音波検査
・心臓エコー検査
・レントゲン
・心臓MRI検査
そして「完全房室ブロック」という心臓への電気信号がうまく伝えられないことで心臓が打つ回数が少なくなる病気と診断された。
原因は不明。
他の病気の可能性は限りなく低いという検査結果から先天性ということになった。
治療薬は無いそうだ。
車の運転も、スノーボードも突然死の可能性があるためもう出来ないとのこと。
心臓ペースメーカー手術をすれば普通の生活ができるようになるが、生涯何度も交換手術をしなければならないため若い人には勧めたくないと医師は言う。
だけど、いつ突然死ぬかわからない不安とともに呼吸の苦しい毎日を生きるなんて、最悪だ。
入院7日目、心臓カテーテル検査。足の付け根から血管を通して心臓まで検査用のコードを入れる検査をした。それがペースメーカーを入れられるかどうかの検査で手術は可能という結果になり
「一応、明後日に手術時間はとってあります。あとはどうするか決めてください。」と医師は言った。
そう言われた時点で入れることになるだろうなと思ったけど、ペースメーカーについてなんの知識もなかったので調べることにした。
心臓ペースメーカーとは

心臓ペースメーカーは心筋へ直接電気刺激を送ることで心房を動かす電池のついた装置。
心臓ペースメーカーを使う人は、誤作動しないようにいくつか気をつけなければならないことがある。
身体に電気が通ったり感電しないようにすること。
気をつけるものは
・体脂肪計
・電気風呂
・電気メス
・AED(体外式除細動器)
・電位治療器
・高/低周波治療器
そして電磁波の強いものに近づかないこと。
・IHクッキングヒーター
・IH炊飯器
・電気工具
・発電機
・溶解炉
・溶接機
・電磁石
・アマチュア無線機
・店舗の入り口にある防犯センサー
・電気自動車の急速充電器
・携帯やスマホは本体から22cm以上離す(最新ペースメーカーの場合)
バックカントリー用のビーコンについては、手術する予定の心臓ペースメーカーを作っているメドトロニック社に問い合わせた。
私が使っていたマムートのビーコンはペースメーカーの真上に乗せなければ大丈夫だそうだ。
傷が治れば運動もできるし、火が好きな私はオール電化の家に住むことはない。
気をつければやっていけるだろうという事で、ペースメーカーと一生付き合っていくことを決め、手術することにした。
まとめ
手術前は自分がなぜ調子が悪いのかよくわかっていなかった。じわじわと体調が悪くなっていった。
入院してからはいくつも検査をしたが原因は不明のまま手術することになった。
心臓ペースメーカーを入れると生活を変えなきゃいけない部分があるが、なんとかなりそうだ。
つづく
HOLOSOL 
