30歳のとき突然倒れて心臓ペースメーカー手術となりました。退院後も寝たきりの期間が長くなかなか元気になりませんでした。手術前から鬱っぽく、手術後にはパニック発作を起こすようになるが診断されず、主治医からは「血液検査の結果は健康ですよ。新しいペースメーカーが出るのを待つしかないですね。」と言われました。納得が行かず、新たな治療を探しに探して分子栄養療法にたどり着き、そのひとつであるオーソモレキュラー栄養療法を受けられる新宿溝口クリニックへ行ってみることにしました。(2021年4月5日に新宿溝ロクリニックは名称を「みぞぐちクリニック」と変更し、東京・八重洲に移転しました。)
目次
オーソモレキュラー医学とは
治療レベルの栄養療法
オーソモレキュラー医学とは、ビタミンやミネラル等の栄養素を正しく取り入れることで、病気の予防や治療を行う医療で、欧米を中心に発展してきました。 正しい食事から栄養を取ることはもちろん、必要に応じてサプリメントや点滴などで高濃度の栄養を補充します。個人の体質や体調によって必要な栄養素の種類や量が違うため、専門的な知識を持った医療従事者の指導のもとで行うことが基本です。また、身体に悪影響のある物質を避け、体内からそのような物質を排出することも病気の治療や予防に必要となります。
一般社団法人 日本オーソモレキュラー医学会
簡単にすると、血液検査をして体の中に足りない栄養を調べ、その栄養を補うことで体の中から根本的に改善していく栄養療法です。

溝口先生の初診
朝一の10:00の診察を予約しました。
診察の8時間前から絶食です。(水はOK)
WEBから問診書類をダウンロードし、記入して持参。受付で記入もできますが、5枚あるのでプリントアウトできる方は書いて持っていった方がスムーズです。
初診は、医院長の溝口先生。呼ばれたら先生のいる診察室に入ります。
溝口先生の第一印象は、「すごく健康そうな先生」でした。少し日に焼けていて(8月だった)ハツラツとしているけれど、医者特有の威圧感がなくて安心しました。机を挟んで椅子に向かい合わせで診察が始まります。
パニック発作が出るようになってから人と話すことが苦手になっていて、短い時間でうまく説明できるか不安だったので、何がいつ起こったのか(入院、手術、パニック発作が起きた日)、どんな症状があるのか(鬱、パニック発作、寝たきりで動けない日がある)というのをA4用紙1枚に箇条書きにして持って行きました。
総合病院へ入院した時の血液検査表も持っていきました。これから行かれる方も直近の健康診断などの血液検査表を持っていかれると先生から色々聞けるので持っていくことをお勧めします。

これが手術をした病院でもらった血液検査症です。素人には全くなんのことやら分かりませんが、この表でも体内の状態がわかるようです。
BUN 4.8( 数値がビックリするほど低い。20以上欲しい)
タンパク質の代謝障害。タンパク質やビタミンB群の補給が必要。
AST 16 (数値が低い。20位が良い)
心臓、筋肉、肝臓の逸脱酵素
ALT 14 (数値が低い。19位が良い)
肝臓の逸脱酵素
これらの数値が低いと、タンパク質やビタミンB群の不足の指標となり、差が2以上ひらいているとB6の低下をさす。
B6が低下すると不眠、鬱、パニック障害の起因となる。
ALTがASTより大幅に数値が高い場合は脂肪肝の可能性あり。
(実際はもっと全体的に数値を見られていました。覚えているものだけ、書いています。)
そしてこの数値を見るまでもなく
日本人女性はほぼ全員、鉄不足だそうです。
そして私は極度のタンパク質欠乏状態。
人間のカラダは、水分を除いた70%がタンパク質で出来ているのにそれが全く足りない状態とのこと。
先生もBUNが4.8という数字は初めて見られたそうで、「良く生きてましたね」と言われたときには一瞬ドキッとしましたが、不調の原因が判明し、栄養療法で改善することがわかり回復への希望の光が見えたことは私にとって大きな一歩でした。
採血の痛みを和らげるには
診察が終わると、次に採血です。
診察室を出て、廊下の奥にある広々としたスペースに採血コーナーがあり、看護師さんが採血をします。
私は手術や入院で散々、血をとったり切ったり点滴したりしていたので慣れていましたが、あまり採血する機会がない人は少し緊張するかもしれませんね。 そういう時は、採血前に看護師さんに「一番痛くなさそうな所から取ってください。」と言うと優しくしてくれます。そして刺さる瞬間と抜く瞬間に息をゆっくり吐きだしていると、力が抜けて痛みが和らぎます。
無事採血がおわったら、採尿と身長体重を測定しました。
栄養カウンセラーさんからのサプリメントカウンセリング

採血が終わり、待合室で少し待ってから別の個室でオーソモレキュラーの資格を持ったカウンセラーさんから先生から処方されたサプリメントの説明や飲み方を聞きます。 この日はまだ詳細な血液検査結果が出ていないので、明らかに必要であろうサプリメントが処方されました。
サプリメントは、少量の1〜2袋程度なら受付で購入できますが、それ以降はMSSダイレクトという新宿溝口クリニックと提携しているサプリメント会社からネットで直接購入することになります。
このメディカルグレード(医療品質)のサプリメントは一般発売はされていません。なので、診察を受けた後にMSSダイレクトにログインするためのクリニック患者用パスワードをもらい、それで購入することになります。都内なら2日ほど、北海道でも3日ほどですぐ届きます。
つづく
HOLOSOL 
